生命保険の基本の「き」
「生命保険に入ろうと思ったけど、種類が多すぎて分からない…」
そんなふうに迷ったことはありませんか?
保険会社の数だけでも何十社、その中でさらに商品がいくつも…。
「どれがなにやら?」となってしまうのも無理はありません。
でも、実は生命保険の基本の型はたったの3つ だけなんです。
「えっ?そんなにシンプルなの?」と思ったあなた、これを知ればもう迷いません!
この記事では、生命保険の基本となる「定期型」「養老型」「終身型」 の違いを分かりやすく解説します。 あなたにピッタリの保険を見つけるヒントにしてくださいね!」
1. 定期型保険 – 「大きな保障!でも満期後は?」
例えば、30代の男性が毎月3万円の保険料を払っているとします。 このプランでは、30歳から60歳までの30年間、死亡保障は1億円!(※記載の金額は一例であり、実際の金額とは異なります)
めちゃくちゃ手厚いですよね?
では、無事に60歳を迎えたらどうなるでしょう? 「長年払ったし、満期になったらいくらか戻ってくる?」と思いきや…
実は1円も戻りません。 しかも、満期を迎えると保障もゼロになります。
このため、定期型保険は “掛け捨て”と呼ばれます。
「掛け捨て」って、どういうこと?
掛け捨ては、火災保険や自動車保険と同じ仕組み です。 例えば、1年間の火災保険に加入して「もし家が火事になったら補償しますよ」と言われても、1年間何もなければ保険料は戻ってきませんよね?
定期型の生命保険も、それと同じ。 「一定期間、大きな保障を持つための保険」なので、満期を迎えると終わり。 払ったお金は戻らず、また新しく契約しない限り、60歳以降の保障はゼロ になります。
「え、それって損じゃない?」と思うかもしれませんが、 少ない保険料で、大きな保障を確保できる のが定期型の最大のメリット!
例えば、「子どもが独立するまでの30年間だけ大きな保障がほしい!」 という人にはピッタリの保険なんです。
2. 養老型保険 – 「保障は少し小さめ!でも満期後のお楽しみ?」
では、定期保険と同じように、30歳の男性が毎月3万円の保険料を払う場合 を考えてみましょう。 このプランでは、30年間、死亡保障は1080万円 です。(※記載の金額は一例であり、実際の保険金額とは異なります)
無事に60歳の満期を迎えたら、保険は終了します。 でも、定期型と違うのはここから。
では、これまでかけてきた保険料はどうなるでしょう?
安心してください、戻ります。 しかも、保険金額と同じ1080万円が満期保険金として受け取れる んです!
養老保険のポイントは、「貯蓄+保障」
- 保障がありつつ、お金も戻ってくる
- 満期まで支払えば、払った分と同じ額が受け取れる
「えっ、それなら養老保険のほうが絶対いいじゃん!」と思いますよね?
でも、ここで気をつけたいのが、「定期型より保障が小さくなる」 こと。 同じ毎月3万円の保険料でも、定期型なら1億円の保障 がつくのに、養老型は1080万円。 なぜなら、掛け捨てではなく、満期金を受け取るための貯蓄部分があるから です。
さらに、60歳を過ぎると保障はなくなる ので、 「老後も保障を持ちたい人」にとってはデメリットになることも。
つまり、養老保険は 「一定期間だけ保障を持ちつつ、満期でお金を受け取るタイプの保険」 なんです。
3. 終身型保険 – 「保障は死ぬまで!かけてた保険料は?」
最後に終身保険。同じように30歳の男性が毎月3万円の保険料を払うとします。 このプランでは、死亡保障は3000万円。(※記載の金額は一例であり、実際の金額とは異なります)
無事に60歳を迎えて、保険料の支払いも終了! では、この保険の保障はどうなるでしょう?
保障は続きます!
「え?じゃあかけてた保険料は?」
ここが終身保険の特徴。
実は解約すればお金が戻ってくるんです。
終身保険の大きなポイント!
60歳で支払いが終わっても、保障は一生涯続く!
解約すると「解約返戻金」が戻る!
解約しない限り、その金額は増え続ける!
例えば…
60歳で解約すると、2500万円受け取れる 65歳で解約すると、2700万円になっている!
このように、解約しない限り解約返戻金が増えていく 特徴があります! だから、「支払いが終わったからすぐ解約」ではなく、少し寝かせてから解約するとお得!
デメリットは?
- 解約しないとお金は手に入らない
- 保障を持ち続けるなら、解約せずにおく必要がある
つまり、終身保険は「保障を持ちつつ、お金を増やすこともできる」という特徴を持っています。
※本記事で紹介した金額は一例です。実際の金額は保険会社や契約内容によって異なりますので、ご注意ください。
結局、どれを選べばいいの?
余計わからんくなった
終身しか勝たなくない?
いえ、あなたのライフステージによって、選ぶべき保障は大きく変わります。
- 「子育て中で、もしもの時の大きな保障が必要!」 → 定期型保険
- 「貯金も兼ねたいけど、一定期間の保障がほしい!」 → 養老型保険
- 「一生涯の保障を持ちつつ、資産としても活用したい!」 → 終身型保険
さらに、国内生命保険会社の主力商品のほとんどは、3つの型がバランス良く組み合わさっているものです。もし、訳も分からず担当者に任せて加入した場合、一度ご自身の保険を確認してみてください。
きっと今なら内容がわかるはずです。
多くの保険は、定期保険+終身保険+医療保険(定期型)の組み合わせになっています。
保険の内容がわかっても「本当にこの保険で大丈夫かな?」となりますよね?
プロに相談して、納得できるプランを選びましょう!
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